里山科学教室とは:教室概要

里山科学教室とは

AIやプログラミングなど日々目覚ましく科学技術が発展していっている中、学校でもタブレットの導入やプログラミング授業の開始など、授業の在り方を大きく転換しようとする動きがみられています。
そのような社会状況の中で「科学、テクノロジー、エンジニアリング、アート、算数」それぞれの頭文字をとった「STEAM教育」が注目を集めています。経済産業省を中心に、学校や様々な学習塾でSTEAM教育の考え方を取り入れた教育プログラムが急速に導入されています。
しかし、ただ教室で言われた通りに作業しているだけでは十分な力が身に付きませんし、何のために勉強しているのか子ども自身が納得できないでしょう。実際に社会に出て、「ホンモノ」に触れて感じて体験することが面白いし本当の力を身に着ける上で大切なのではないでしょうか。
里山科学教室では科学、テクノロジー、エンジニアリング、アート、算数の5分野から毎回1テーマずつ取り上げ、毎月1-2回、1年間で計12-24回の講座に取り組みます。
丹波篠山市の豊かな資源を活かして、フィールドに出るからこその学びと体験を届けます。

大事にしたいこと

  • フィールドでの実体験からの気づきや感動
  • 自分の好奇心を見つけ、広げ、深める
  • 自然の大切さに気付き、環境を大事にする心
  • 自分にできることをチャレンジしてみようとする勇気と、それを可能にするスキル

特徴

・とにかく楽しさ第一
→実験や実践が豊富。夢中になれる環境を作ります。

・やって終わりではなく、しっかり知識やスキルなどの学びにつなげる
→クイズを交えた講義や復習予習問題プリント、実験ワークシートにきちんとまとめる
→小中学校の理科の授業のテーマを包含しています

・都会の閉じた空間ではできない経験
→空、土、火、水など、都会では制限のある資源を惜しげもなく使います。周りを気にせず思いっきり実験しよう

・やりこみ要素
→子どもや保護者の声を柔軟に取り入れ、その子にあったプログラムを作っていきます

教育効果

・科学や数学が好きになる。学校の勉強にもついていけるようになる
・これからの社会で必要なプログラミング的思考やIT活用スキルなど、いわゆる理系スキルが一通り身につく。
・学校で重視される「探究プロセス」や「研究プロセス」が学べる
・協調性やリーダーシップなど対人間スキルが身につく
・豊かな感性が身に付き、自然や環境を大事にする心を養う